3.11に寄せて。

By mameta, 2016年3月11日

こんにちは。

写真は昨年の七夕まつりで出会った一枚です。

七夕札

「この七夕飾りは、2011年3月の東日本大震災を忘れずに、

一人ひとりが復興の進むわたしたちの故郷(せんだい)のために、

未来に向かい、緑豊かな故郷づくりにチャレンジしていこうという思いを込め、

仙台市立188校の小中学校、特別支援学校、中等教育学校の子どもたちが、

ひとつひとつ手づくりで制作しました。」

と書いてありました。

胸が熱くなりました。

 

わたしは仙台出身です。

正確に言うと、両親が仙台出身で、東北を転々としながら育ちました。

浜育ちのばあちゃんがわたしに仙台弁を仕込みました。

そのばあちゃんは震災後、何カ月か避難生活をして

床上浸水の跡形もなくきれいにリフォームされたお家に帰り、

「やっぱしおらいはいいな。あんべいい」

(やっぱり自分の家はいい。具合がいい という意味です)

と言って笑い、

3年前にそのお家で静かに亡くなりました。

 

震災の生々しい記憶は薄れていっても、

わたしと仙台をつなげる人々との記憶は鮮明になるばかり。

「たれかこぐでね」

とばあちゃんに言われそうです。

怠けるな の意味です。

わたしがやるべきこと、仙台のためにできること、

これからも頑張らなくちゃ。