こんにちは。
写真は昨年の七夕まつりで出会った一枚です。
「この七夕飾りは、2011年3月の東日本大震災を忘れずに、
一人ひとりが復興の進むわたしたちの故郷(せんだい)のために、
未来に向かい、緑豊かな故郷づくりにチャレンジしていこうという思いを込め、
仙台市立188校の小中学校、特別支援学校、中等教育学校の子どもたちが、
ひとつひとつ手づくりで制作しました。」
と書いてありました。
胸が熱くなりました。
わたしは仙台出身です。
正確に言うと、両親が仙台出身で、東北を転々としながら育ちました。
浜育ちのばあちゃんがわたしに仙台弁を仕込みました。
そのばあちゃんは震災後、何カ月か避難生活をして
床上浸水の跡形もなくきれいにリフォームされたお家に帰り、
「やっぱしおらいはいいな。あんべいい」
(やっぱり自分の家はいい。具合がいい という意味です)
と言って笑い、
3年前にそのお家で静かに亡くなりました。
震災の生々しい記憶は薄れていっても、
わたしと仙台をつなげる人々との記憶は鮮明になるばかり。
「たれかこぐでね」
とばあちゃんに言われそうです。
怠けるな の意味です。
わたしがやるべきこと、仙台のためにできること、
これからも頑張らなくちゃ。