orataに込めたこと。

By mameta, 2016年2月21日

こんにちは。

「おらたってどういう意味?」

ってたくさんの方から聞かれました。

たくさんの方に興味をもっていただき、とても嬉しい気持ちです。

 

「おらた」は、「おら」+「ta」でできています。

「おら」は、仙台弁で「自分」とか「おれ」「わたし」という意味です。

「おらだづ」は「わたしたち」、

「おらい」は「わたしの家」、

「おらほ」は「こちら側」などの意味で使います。

ちなみに「あんだい」は「あなたの家」、「あんだほ」は「あなた側」です。

「ta」は「tape」の「ta」です。

つまり、「わたしのテープ」「わたしだけのテープ」「わたしたちのテープ」という

意味を込めて名前を付けました。

 

何かものに名前を書いたり貼ったりするとき、

それは付ける前と付けた後ではちょっと違うのです。

名前を付けた瞬間に急に愛着がわいてきたり、

それを使うことをあれこれ想像してみたり、

誰かに拾われて「これあなたの?」って手渡されて、

「見つかって良かったー!」っていう気持ちになったり。

おうちの方が一つひとつ思いを込めて貼ってくれた名前を見て、

教室で流れそうになった涙をこらえることができたり。

そんな特別な思いを育むテープを作りたいと思っています。

 

一つひとつ、手作りなので時間がかかります。

でもきっと気に入って使っていただけるし、

使っていくうちにさらに使い手の思いも合わさって、

本当の意味で、世界でたったひとつの一本になっていくと信じています。

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